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まちづくりはビル再生から始まる_74 ニッチを狙ったビル再生大作戦
まちづくりはビル再生から始まる_74
ニッチを狙ったビル再生大作戦
中小ビルの競争戦略について少しマーケティング視点から考えてみたつづき。
(初回から読みたい人はコチラ)
最後の「ニッチャー」とは、上位(リーダーからフォロアーまで)との競争をしないように、特定の分野とか市場を選択して、その分野でトップになる戦略を取る人(ビル)です。
(今回はハロウィーンヨガイベントの写真にしてみました・・)
最近喫煙者もずいぶん減りましたが、電子タバコのiQOSがすごい人気で普通のタバコから乗り換える人でなかなか買えませんよね(実は僕もその一人ですが、吸わない人はしらないかも。。)
ビルで言えば個人オーナーの中小ビル(というか小型ビル)になると思いますが、フォロアーさんとの違いはリーダーさん達のマネをすることすらできないという点です。
ニッチャーさんはその名の通り「ニッチを狙う人」なので、特定マーケットでシェア最大化が雄一絶対の戦略です。
僕らは (中小ビル専門とか言って)ある意味このニッチャーを標榜しているワケです。
なので、「屋上有効に使ったらステキだよ」とか「ネコと一緒に働ける自由があってもいいじゃん」とか、他がマネしにくい戦略で狭いカテゴリーで優位に戦おうとします。
でもこのニッチャーさんの場合は、とにかく自分で面白いことを考えて評価されれば勝ちなので、なかなかやりがいのある立ち位置なんです。
ボロなビルでもステキにリノベーションされてればその方がカッコいいかも、って言われ始めてきてるところなんかを見ると、世の中の支持をもらえれば一つの市場に育っちゃうことだってあるってことですね。
だからというわけではありませんが、最近はできるだけ手掛けていることを外向けに発表するようにしています。
最近では空室アート展示イベント(ヤドカリトーキョー)や屋上ヨガのイベント(来週10/28もやります!)、ネコオフィス体験会など、一般の人にも楽しんでもらえるような企画を考えて情報発信しています。
(石田)