まちづくりはビル再生から始まる_44

働き方と環境がすごい勢いで変化している

しばらくブログ止まってました。すみません。。

ウチで主催した”次世代オフィス”に関するイベントや、中小ビルの空室対策セミナーの講師（にじゅういち出版さん主催）、ビル経営誌での連載（山田筆）など、バタバタでした。。

とまあ、いいワケはこれくらいにして、また元気に再開します！

 

ということで、先日の次世代オフィスと働き方の変化に関するイベントでお話したことをちょっと書きたいと思います。
（イベントの様子はＦＡＣＥＢＯＯＫのイベントページで）

当日は実にたくさんの人たちにお越しいただき、会場はすごい熱気(一部立ち見）でした。。
ご来場いただいたみなさん、どうもありがとうございました！

その時お伝えした問題提起が、

「働き方と働く環境がすごい勢いで変化している」です。

このことを、実例とたくさんの実践者であるゲストスピーカーを交えて面白く共有しつつ、これからどうなっていくのか？を参加者のみなさんと一緒に考えました。

ちなみに、僕らは不動産屋、古いビルの再生を得意とする会社です（だから働き方と次世代のオフィスみたいなテーマにしてはいます）が、当日は決してセミナーでもなければなにか解決方法を参加者のみなさんに一方的にお伝えするものではなく、「今起きている変化」と「近未来の働く環境について」共有し一緒に考える、そういうスタンスのイベントでした。

なので、今日この後ゲストスピーカーもお呼びしてますが僕ら以外は全員不動産屋ではなかったワケです。

当日は不動産、建築業界の人やビルオーナーさんもたくさん来ていただきましたが、半分以上はむしろオフィスを使うユーザー側の人たちでした。

「いや、これを建築的に解釈するとどうなる？」とか
「じゃあ、ウチのビルはどうすりゃいいのよ？」
みたいな答えを求めず、一緒に考えてもらいました。

だって僕らも答えはわかりませんので(笑

 

「働き方の変化」について、まず自分たち自身に起こった最近の例を一つ。

イベント当日に、僕らの最新刊「次世代オフィス解説集」をお配りしたのですが、実はそのほとんどはオフィスで書かれたものではありません。

元の原稿は昼間のカフェか深夜のバーで書いたブログです。

 

 

さらに言えば、この新刊、僕とウチのエース山田君の書き溜めたブログを、編集者のお二人に編集してもらい、クリエイティブ担当のアルバイトさんがデザインし、作業の全体統括を名古屋で担当して、ＷＥＢ上で入稿したものが印刷製本されてオフィスに宅配便で届けられたものです。

これまで、原稿→編集・校正→製本という流れでそれぞれの役割の人がオフィスで行っていた一連の作業が、ネット上の双方向のコミュニケーションで場所も時間も無関係に行われで出来ました。

それぞれの役割の人がオフィスで、カフェで、自宅で、地方で、昼間、深夜、知力を出し合って作り上げたもので、これこそが今の働き方を象徴しているように思います。

(石田）