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まちづくりはビル再生から始まる_19 恵比寿横丁で流しに遭遇
まちづくりはビル再生から始まる_19
恵比寿横丁で流しに遭遇
恵比寿横丁に行きました。
知らない方のために少し解説しますね。
恵比寿にあった共同スーパー(公設市場)跡地を“「「喰いもん屋」が軒を連ねる横丁として姿を変えることによって”すごい賑わいになっている場所です。
はっきり言ってボロなビル。その1階に3,4坪のお店がひしめき合い、通路にも人がはみ出して飲み食いしているのでまっすぐ歩けないほど。
ホルモン焼きや焼き鳥のような赤ちょうちんのお店が目立つ一方、ハイテーブルのイカしたバーっぽいお店やスナックまで。
お客は若い人が多いです。しかもよく見ると女子会やってる人たちがあちこちに。
いくら恵比寿とは言え、これは何ということでしょう!
路地ウラのお店って気になりますよね(笑
きっとヤングな女子達も気になっていたはず。でもちょっとコワいし、入りにくいし常連さんに睨まれたらどうしよう・・・。
そんなココロの壁を取っ払ってあげるとこうなる、ということなんでしょうね。
飲んでると、どこかでギターと歌声が聞こえてきます。
なんと流しが!
しかもこれまたヤングな流しです。「古い曲もいけるの?」「もちろんです。なんでも言ってください」
流しさんと一緒に歌っていると、いつの間にか隣のテーブルの人たちも一緒の大合唱に。
うーん、なんとも言えない官能的な雰囲気。
惜しまれつつ再開発で次々に路地がなくなる一方で、こうやって新たに出現する路地っぽい場所が流行っている・・・。なんという皮肉(笑
再開発自体は否定しませんが、今ある路地をうまく残すとお金かけずにとっても楽しい場所を楽しみ続けることができるんじゃないでしょうか。(路地沿いのお店も、もっと入りやすい雰囲気にしてもらえるとさらに楽しい場所になると思います)
(石田)