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まちづくりはビル再生から始まる_18 水辺は官能度高し
まちづくりはビル再生から始まる_18
水辺は官能度高し
今日、かつて17年も住んでいた江東区の家に行ってきました。
天気もいいので赤坂のオフィスから愛車(折り畳みチャリ)で行ったんですが、帰りがけにふと思い出して、こんなところを通ってみました。
江東区ってこういう水路沿いの緑道公園がとても豊富なんですよ。
ほとんどが江戸時代に埋め立てられたこの辺りには、千葉の方から物資を運搬するための水路が発達していたんだそうで、ほっとかれればただのドブ川ですが、こうして周りを整備すればとっても官能度の高い場所になるいい見本です。
住んでた頃はジョギングコースに使ってたなあ、と少し感傷にも浸りつつ、コーナーを曲がると「おお、桜が満開!」
車に邪魔にされながら大通りを冷や汗かいて帰らなくてホントウニヨカッタ(笑
こういう水辺沿いって不動産の価値も高い(はず)ですよね?
でも活かされてないケースが多いのはなんででしょ?
当社のシェアアトリエも隅田川の近くにあって、川沿いに遊歩道ができてます。
夕暮れ時がなんともいえないんですが、カケダシのころにプランニングしたマンションもこの川沿いにあります。
普通に設計すると川向きと反対向きの部屋ができちゃう細長い敷地だったんですが、「どうしても全部屋川向きにしたい!」と無理やりプランを作った覚えが。
おかげで建築費は予定の2割ほど高くなっちゃったんですが、内見すると必ず成約する部屋として「竣工以来ずっと満室なんですよ」って管理の人から言われたことがあります。
こないだも、茅場町の近くでこんなのを見かけました。
ほとんどのビルが川に背を向けて建てられてる感じで「なんかもったいない・・」と思っていたら、
「!?」
よく見ると、川に向けてカヌーできますよ、の看板が。
このビルの1階がレンタルショップになってるようで、なかなかステキな使い方です。(にしても、ビルの裏から直接川にエントリするんですかね??)
近くに水辺があったらチャンス!
(石田)