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まちづくりはビル再生から始まる_13 官能的な妄想
まちづくりはビル再生から始まる_13
官能的な妄想
官能度を共通指標にしたまちづくりと不動産再生。
(Sensuous City[官能都市])
官能度にこだわれば不動産再生、さらにはまちづくりも楽しい。
実は最近、岩手県の矢巾町ってところに毎月お邪魔しています。人口2万7千人の町なのですが、区画整理で駅前がほぼ何もない状況で、そこにどうやってにぎわいを作るかっていうお手伝いをしています。
まちのみなさんに集まってもらい、「官能度に注目してこれからのまちを考えよう」というワークショップをやってみたのですが、これがかなりアツことになりました。
こういうことを考えるとき、最初は「予算が・・」とか、「誰がやるの?」みたいなことを考えずに「こうなったら面白いよね」を妄想するのがいいと思います。
その時にまずこちらから妄想的な官能度アップのアイデアをお話したのがコレです。(アイデアというか、かなり勝手なことを漫談的に話しただけですが・・)
この矢巾町、最近岩手医大って大きな医科大学が移転してきたこともあり、ウェルネスシティ(健康都市)を目指す構想があるらしいんですが、実は全国に41も健康都市ってうたってるまちがあります。もはやそれだけじゃ面白くないので、むしろ「住んだら健康になるまち」になったらどうかということで、、、
道路標識って車用のものばっかりだけど、歩行者や自転車向けの標識をあちこちに設置したら?
しかもカッコいいデザインのものを手作りで。
なんか歩きたくなってきますよね。
お店にはバイクラックを置いたりして。これも手作り。
しかも歩きか自転車で来店した人向けの割引があったり。
自転車で行くモチベーションが上がりそう。
移転してきた医大のキャンパスに行ってみたら、薬草の畑とかあったんですよね。
だったらというわけで、薬草を使ったメニューを一緒に開発するとか。
これも山に行って薬草つみからみんなでやったら面白い!
こんな風に勝手に妄想始めると止まらなくなっていきました(笑
(石田)