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まちづくりはビル再生から始まる_22 オフィスってオフィスである必要があるのか?

まちづくりはビル再生から始まる_22
オフィスってオフィスである必要があるのか?

 

ビル(特にオフィス)って、昼間はみんな仕事してますけど、夜って誰もいないですよね。(たまに、不夜城みたいな会社もありますけど)

逆に、夜しか営業してない飲食店って昼はただ空気が入ってるだけ。
他には、土日に使われてないとか、平日はガラガラなんて施設もあります。

立地がいいビルだとコレってもったいないですよね。

飲食店(バーとか)だと、二毛作店舗なんてのもあるようですが、夜は違う会社がオフィスを使ってるなんて話はまず聞いたことがありません。

先に言っときますと、どうしたらいいって結論がある話じゃないんです。

なんかもったいないよな、と思うので、こういう点が解決できたら賃料も分担できて安く使えるし、より広く外に建物をオープンにすることになるので、ビルも周辺も活性化するんじゃないかと。

いわゆるビジネス街って夜や土日はひっそりしてますけど、そりゃ人がいないから。

いつも人が出入りしてたら周りでお店出そうって人も増えるし、街が活性化して結果的に不動産の価格も上がる!

そんな今さらなことをツラツラ考えていました。

もう10数年前にも、前職の会社で「オフィスの二毛作を考えよう」って社長さまの声掛けであれやこれやと考えたことがありました。(結果から言うと勤務時間をもっと流動的にして、みたいな話で終息したような気がします)

まあ、セキュリティの問題なんかもあるから、今のオフィスの形のまま他の誰かに使わせようっていうことには無理がありますよね。

でも、そもそもオフィス自体が特定の誰かの会社のものって発想から変えれば意外にアリかも。シェアオフィスをもっと発展的なシェアにしちゃう方向。

いや、オフィスって形態じゃなくてもうカフェかラウンジなんだけど、籠って仕事できるコーナーと会議ができる個室もいくつかあって、24時間飲食もできつつ仕事もできるぜって方が近いかも。

図書館とか公民館ももう一歩で快適な仕事場にできそうすよね。で、仕事利用者の利用料で運営が賄えちゃって税金も安くなるとか全然アリな気がする。

そうなると何か困ることありますかね?

部長席から「おーい、何とかくん!」って呼びつけたりはできないかもしれないし、訪問してくるお客さんも誰がどこにいるかわからないから毎回確認が面倒とかはあるかもしれない。どうしてもソレが必要な人(会社)はその部分だけ今まで通りのオフィスにしとけばいいですよね。

というか、今まで通りの固定的なオフィスも部分的に外の人にも開放して仕事していいことにすれば、場所の効率化といろんな人と混じりあえるメリットは計り知れないかも。

実際人のオフィスにヤドカリしてる人も増えてきてるので、そう難しいことじゃないはず。

こういう今までの常識をちょっと疑って考えるとまだまだ「常識(だと思ってた)際の外の面白いモノ」ってある気がします。

(石田)

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