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まちづくりはビル再生から始まる_58 イマドキ的オフィス使いこなし2
まちづくりはビル再生から始まる_58
イマドキ的オフィス使いこなし2
「次世代オフィスと働き方の変化」のついてのイベントで冒頭みなさんにお伝えした問題提起のつづき
(最初から読みたい方はコチラ)
(イベントの様子はFACEBOOKのイベントページで)
こういうシェア現象が高じて、仲間内で本格的なシェアオフィスを作っちゃった達人たちもいます。
不動産屋と工事業者、設計事務所たちが中心になって、20社ほどが入居しているこの場所は、打合せ室などの空間はもちろん、誰かが持ち込んだ仕事も入居者同士で協力し合って解決し、プロジェクトに応じてオフィス内外の人脈でチームを変化させるアメーバのような場所になっています。
他にも次世代的なオフィスの使いこなし方の例をいくつか。
<バーカウンターやキッチンがあるオフィス>
ちょっとした打ち合わせは立ったままカウンターで。
ランチや夜食を会社のキッチンで作って食べたりすれば、コミュニケーションもとても自然。何もパーティーばっかりやってる会社じゃなくても、こういうオフィスがいいって会社も増えています。
シェアオフィスでも、入居者同士が自然に交流しやすいので取り入れているところ、多いですよね。
<屋上やラウンジなど、机以外の居場所があるオフィス>
写真:JAY MANTRI
机にずっと座ってパソコン睨んでても行き詰りますよね。瞑想しながら発想したい時だってあるはず。特にクリエイティブな職種や文章を書く仕事の人などは、そういう時にふっと息抜きできる場所があるとヨミガエリの呪文ぐらい別人になれます。
(ちなみにウチにはそういう場所がないので、近くのカフェに逃げ込んでます笑)
<スタジオ集積ビル>
TCUBE_STUDIO AO
長く賃貸管理させてもらっている青山の小型オフィスビル。ここはなぜかスタジオがたくさん入居してくれています。5フロア中3フロアがスタジオ。写真撮影のところもあれば、芸能界デビューを目指してがんばってる卵たちの練習&撮影のスタジオも。
「壁も天井も白。でも施工の精度より質感や空間の雰囲気の方が大事。」
写真スタジオのオーナーは力説します。
カチっとしてノッペリした空間よりも、味になるザラついた塗装とか、途中まで解体して止めてる方が歴史を感じるんならその方がいいよね、とか、古いビルにはそれなりの仕上げ感てあると思います。
(石田)