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まちづくりはビル再生から始まる_51 会社は割高な保険か?
まちづくりはビル再生から始まる_51
会社は割高な保険か?
「次世代オフィスと働き方の変化」のついてのイベントで冒頭みなさんにお伝えした問題提起のつづき
(最初から読みたい方はコチラ)
(イベントの様子はFACEBOOKのイベントページで)
ところで、最近読んで面白かったホリエモンさんの新刊
「99%の会社はいらない」に出てくる言葉に、
「他人の時間に縛られずに自分の時間をどれだけ生きているか?が幸せの尺度だ」
というのがありました。
ほとんどの仕事は、テクノロジーの進化により仕事がなくなるジレンマを抱えています。
そんな中、新しい仕事を作り出すのは、仕事と遊びの境界を軽々と超えて今までになかったサービスやビジネスを作りだす、遊びの達人なんだそうです。
そうなってくると、目の前の生活保障のために会社でガマンして働くというのは、もはや人生に保険をかけていることでしかない。でもこれはとても割高な保険です。
だって、会社でやってる作業のほとんどは、すごい勢いでロボットとシステムと人工知能に置き換えられていくから。
なんかエラく共感してしまいました。まさに山の達人である僕の先輩をはじめとした知り合いたちのことを言っているではありませんか(笑
保険による人生と時間のムダを嫌う人々にとって大事なのは所属する会社でも机のある場所でもない。
何をやるか、誰と仕事するか、どういう場所だったら快適か?
それらを自分で選んで編集し、自分だけのアイデアを盛り込んで働く、そういう自由度がある働き方こそが大事。
今後ロボットや人工知能の発達で、作業レベルの仕事や単に情報をマッチングさせるだけの仕事はなくなるだろうと言われる中、曖昧な遊びと仕事の境界の中から遊ぶように働く人や作業をテクノロジーで解決していくシステムを開発する人が増えるハズ。
そういう人達には、工場で生産性を最適化するための組織マネジメントは不要だし、長時間同じ場所にい続けることも不要。組織からも場所からも、時間からも解放されて、いまここにない新しい遊びやビジネスを創造し続ける。
そういう人達にとって、会社とかオフィスってもはや意味があるのでしょうか?
(石田)