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まちづくりはビル再生から始まる_48 身近な働き方の達人たち3
まちづくりはビル再生から始まる_48
身近な働き方の達人たち3
「次世代オフィスと働き方の変化」のついてのイベントで冒頭みなさんにお伝えした問題提起のつづき
(最初から読みたい方はコチラ)
(イベントの様子はFACEBOOKのイベントページで)
僕のサラリーマン時代の先輩で世界中を旅するロッククライミングの変態みたいな人がいます。
新入社員のころ、「山に行きたいから1か月休みをくれ」と上司に直訴して
「どうしても行くなら辞表書いて行け」
と怒られたことがあるそうです。
(その先輩はホントに辞表書いて山に行っちゃったそうです!他の人がとりなしてくれて帰社した時に机は無事あったそうですがw)
そんな過去を持つ彼はその後不動産コンサルとして独立。
相変わらず山に行きまくっているので、スイスや韓国、アメリカなど、半分は東京にいませんが、遊びを極めたことが功を奏して(?)、世界的に有名なアウトドアブランドの日本オフィス移転やショップの出店を一手に手掛けています。
さらに面白いことには、新入社員当時に「辞表書け」と怒鳴られた上司もその後転職して、破たんした北海道のスキー場再生の仕事に携わっているそうですが、どう再生していいかわからず悩んだ末に「お前のチカラを貸してくれ」と請われたそうです。
「どうせ破たんしてリフトも動かないスキー場なら、富裕層向けに貸切オンリーにしちゃえ」と、雪上車で頂上までスキーヤーを運んでガイド付きで滑走する「キャットスキー場」として再オープン。高額にもかかわらずシーズン中は予約で満杯。とある大手リゾート企業からさらなるコンサルの依頼も来ているそうです。
一年の半分以上は山か地方にいながら資産家や超有名アウトドア企業のコンサルをし、スキー場のガイドも仲間内で構成して実現。
もはや完全に仕事なんだか遊びなんだか境界がないように見えます。
(石田)