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まちづくりはビル再生から始まる_36 人口7万人のアツいまち!

まちづくりはビル再生から始まる_36

人口7万人のアツいまち!

 

福井の話が続いて恐縮ですが、福井市の隣の鯖江市ってところの話です。

先日福井に行ったついでに、とある目的で友達に鯖市職員の人を紹介してもらいに行ってきました。

鯖江市は人口約7万人なんですが、いま大注目のまちです。

メガネのまち鯖江って言えば聞いたことある人もいると思いますが、それだけじゃないんです。

JK課

今回訪問の目的は、女子高生のゆるいまちづくりで話題の「JK課」の活動をヒアリングすることで、鯖江市の担当の方を訪ねました。(JK課は総務大臣賞も受賞したそうです)

ちょうど地元のお祭りだったので、JK課のみんなが出店する屋台を訪問。

つつじ祭り

JK課と地元のパン屋がコラボしたパンを売っていたそうですが、夕方16時に行ったときにはすべて完売。この利益はJK課の活動資金にあてられるんだとか。

ちなみにJK課は鯖江市が公認しているだけで、公金での活動資金はゼロ。お金を使わないでできることを考えたり、地元の有志に協力してもらったり、まちづくりってサークル活動をメンバーみんなが楽しんでる様子でした。

JK課ゴミ拾い

ハロウィーンには「仮装してゴミを拾おう!」ってイベントを企画してまち中のゴミ拾いをやったそうですが、まちの人たちが加勢してくれて盛り上がったそうです。

ご担当曰く
「いやー、彼女たちがやりたいってことをハタで応援してるだけなんですけどね、なかなか面白いこと思いついてくれます」
「連絡は全部LINEです。最近の子はフェイスブックやんないんで」

とりまとめ役もアタマ若くないとできないすね笑

なんと市長(70才!)もJK課メンバーとはLINEでやりとりしているんだとか。

行政がアタマやわらかいってだけで、こんな面白いことができちゃうんですね。

鯖江市はほかにも、古民家を再生して美大との提携でアートキャンプを実施していたり、その卒業生が鯖江でデザイン会社を企業させるなど移住者も増えてきているそうで、少子化の中人口増加中。

平成の大合併の時、福井市と合併するか、逆の隣の武生市(現えちぜん市)と一緒になるかケンケンガクガクあったそうですが、独自路線行って大正解ですね。

(石田)

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