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まちづくりはビル再生から始まる_16 地元のおじさんとハシゴ、もまた楽し

まちづくりはビル再生から始まる_16
地元のおじさんとハシゴ、もまた楽し

まちの魅力を見つめ直すコツはまだあります。

前回、古地図を見ながら歩くと面白いって話をしましたが、もう一歩踏み込んでその場所の由来を調べてみたり、どこの地域にもある歴史資料館に行ってみるとそのまちの成り立ちや現在までの変遷なんかがとてもよくわかります。

例えば岩手県の矢巾町の場合は、かつて蝦夷征伐の時に坂上田村麻呂が築いた徳丹城ってお城があったそうです。そう言えば征夷大将軍って蝦夷を征伐する将軍て意味ですよね。

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矢巾町の歴史資料館には当時のお城の様子とか、高官が食べてた食事のメニューとかいろいろな資料が展示されていました。

ここまでは歴史好きの範疇になるわけですが、例えば「昔の食事のメニューを復元してお店に出したら面白い」とか、お城のお堀の水はこのルートで引き込んだってことは、この道は昔水路だったわけだから自然の並木道なわけだよね、と考えながら見ているととっても官能的な解釈のヒントが見つかります。

あと、初めてのまちに行ったときは、必ず夜も探検してみるようにしています。昼と全く違う雰囲気ですよね?

散歩だけじゃもったいないので、評判のお店をタクシードライバーに聞いたり、まちの人のオススメを訪ねたり。

Sensuous City[官能都市]に出てくる官能度指標で大事な指標に、「庶民的な店でうまい料理やお酒を楽しんだ」とか、「地元でとれる食材を使った料理を食べた」なんてのもありますし、運が良ければ地元の人と盛り上がって「夜の盛り場でハメをはずして遊んだ」ってハプニングもあるかもしれないですよね。

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実際、矢巾町でも地元のおじさんと仲良くなって4軒もハシゴする事件も楽しみました。それも全くの偶然で、隣の席に座っていたらタマタマ「どっから来た?」から始まって「押し、もう一軒付き合え」、最後はタクシー拾って30分先の盛岡まで・・・。

もちろん、「カフェやバーで1人で自分だけの時間を楽しんだ」ということになることの方が多いんですけど(笑

(石田)

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