コラム / / 1,895
PV
やらされ感の無いアナウンス・掲示で、お互いストレスフリーな導線を誘導しよう
オフィスをおしゃれにしたい
自分やスタッフが気持ちよく過ごせる空間を作りたい
でもインテリアにはあまり詳しくないから何から手を付けたらいいか分からない
そんなあなたへ。
弊社ブログでは、「お金をかけずにできるオフィスのプチリノベ技」特集を発信しています。仕事空間をより快適に・自分達らしくするための様々な事例紹介をしていますので興味がある方はぜひご覧ください。
この記事ではこんなあなたのお役に立てます
1.すぐに引っ越しや移転はできないけど、仕事環境を少しでも快適にしたいと思っている経営者の方
2.従業員の満足度向上、気持ちよく働いてもらうための工夫を模索している人
3.オフィスや働く環境のおしゃれ化をなるべく予算をかけずに実践してみたい人
今回の記事では、「静かにしてください」「消灯」「分別」などオフィス利用の様々なシーンで利用者にしている「お願い」をできるだけお互い気持ちよくなるアイディアについて解説します。
案内表示の書き方を工夫するメリットとは?
アナウンスを工夫するメリットは、
①「やらされ感」なく利用者を促すことができる
②場の雰囲気が引き締まって見える
の2つ。
オフィスやそれ以外の場所でたまに見かける「ゴミを分別して捨ててください」という注意書き。こんな注意書きを見ると、だれかに命令されているような印象を受けたことはありませんか?
結果的には同じ行動に繋がるアナウンスでも、言葉やデザインを少し工夫するだけで気持ちよく利用者を促すことができるんです。
しかも、「〇〇してください」や「〇〇お願いします」という書き方よりも、スマートな印象で場の雰囲気も締まって見えます。
静かにしてください!をスマートに伝える方法
それでは、実際の事例をいくつか紹介します。どんな工夫でどう印象が変わるのか、実感してみてくださいね。
「この場所では静かにしてください」を、イラストを使ってうまく表現した例。
ただ「静かに利用してください」と書くのではなく、眠っている人のイラストや「しー」っと言っている人のイラストがあることで、イメージが湧きやすくなっています。
また、白のコピー用紙でなく、黒の台紙に枠付きで印刷しているのもおしゃれに感じさせるポイントです。
「ご自由にどうぞ」優しい気持ちはぜひ手書きで
こちらは当社宛にいただいた差し入れを、同じビルに入居されている皆さんにおすそ分けした際の事例です。
ミニ黒板にペンで手書きするだけなので簡単にできちゃいます。たったこれだけの工夫で、みんなに見てもらいやすくなりますし、すごく気が利いた人という印象を受けますね。
事務連絡にも人柄を
よくあるマンションの貼り紙だと、印刷した紙をそのまま貼っているだけのケースを見かけますが、それだとなんだか味気ないですよね。こんな風に黒板ボードに手書きで案内することで、断然気の利いた優しい雰囲気になります。
本屋さんやスーパーで手書きのポップを見るとなんだかほっこりしませんか?それと同じ効果をオフィスにも応用しています。
帰宅前のチェックを嫌味なく伝える方法
最後にオフィスから帰る人に、エアコン、電気、音楽、戸締まりetc…をチェックしてほしい場合。どのような案内をすると効果的でしょうか?
当社が実際に行っている表示例がこちら。
「電気を消してください」という注意書きを貼るよりも、言葉やデザインの工夫であまり嫌味なくお願いができます。
我ながらデザインも洒落ているし、その場所に気を遣っている印象もありますよね。この案内表示だったら、受け取る側も命令されている感がなくチェックができそうです。
この「命令されている感がない」というのがポイントですので、総務や庶務を担当している方もぜひ参考にしてみてください。
置き場所を指定したい場合は?
こちらは実際に見かけたゲストハウスの例。使用済みのタオルと枕カバーを分別して欲しい場合の上手な例だと思います。
通常は、「タオルはこちら、枕カバーはこちら」と指図するような案内をしがちなのですが、写真のように表示にも凝ってみることで自然に誘導することができます。思わず、折りたたんで丁寧に入れたくなりませんか?
ちょっとの工夫で、見た人にガサっと乱暴に扱われにくい。この施設の管理者は、この場所に気を遣っているんだろうなという印象を受けた好例です。
まとめ:その場所をマナーよく使ってもらうには?
マナーよく使ってもらうには、「その場所に対して気を遣っている人がいる」ということに気づいてもらうことがポイント。「お知らせ」や「〇〇禁止」という案内を単に印刷して貼り付けるだけでは、どうも無機質で「やらされ感」が出てしまいます。しかし、
・イラストを入れる
・手書きする
・デザインをおしゃれにする
これだけのちょっとした工夫で、その場がデザインされて「やらされ感」がなくなるんです。お金をほとんどかけずに「気が利いた」「ほっこりする」アナウンスをすることができますよ。
手軽に始めるのでしたら、ミニ黒板を活用して女性スタッフに丸文字でメッセージを書いてもらうのが効果的。これでしたら1000〜2000円ほどあれば簡単にできちゃいます。
本記事では、簡単にできるアナウンスの工夫を紹介しました。費用をほとんどかけずに快適なオフィスが作れるので、早速始めてみてはいかがでしょうか。
関連記事
テナワンがこれまで手掛けている遊び心のあるオフィスの一覧はこちら
現在入居・内見可能物件はこちら
その他お問合せはこちら
- タグ
-