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次世代の働き方とオフィスを考える_54 オフィスシェアノススメ 物件が見つかったら

次世代の働き方とオフィスを考える_54

オフィスシェアノススメ_7 いざ物件が見つかったらやるべきこと

 

■いざ物件が見つかったら

ようやくナイスな物件が見つかって、オフィスシェアのOKももらえたら後は引っ越しの準備でワクワク、、、する前にやっておくことがあります。

それは、同居する者同士の取り決め事です。

「そういうのはおいおい決めていけばいいんじゃ?」そういうわけにもいかないんですよ。
仕事の場所とはいっても一緒に生活するわけなので、細かいことも含めて最初に話し合って決めておくことを強くオススメします。

お互いに決めておくこととしてはまずお金のこと。賃料の負担割合をどうするか?、移転に必要な費用、内装工事や家具、共同で使う備品をどっちが買うのかなど、目の前ですぐぶつかる問題を決めておくことです。
負担する割合はもちろんですが、例えば賃料はいつどんな形で払うのかとか、共用の冷蔵庫やソファなど将来退去するときどっちのものにするのかなども決めておくと不毛な揉め事を避けられます。

それと、入居の時はあまり意識しませんがいつかは退去するときが来ます。
どちらかのビジネスがうまくいって人が増えたり、ひょっとするとうまくいかなくてやめることになったりして、片方だけが移転しないといけない事態もあり得ます。自分のビジネスが拡大して、「悪いけど出てってくれないか?」ということだってあります。
こういう事態も想定して、撤退の時のルールも決めておくことが大事です。

子(同居人)が移転するときは、3か月前には言ってね、とか、親(借主)が将来負担することになる原状回復の想定費用をいくら負担すること、などを決めておく必要もあります。
逆に、親が移転して子が残りたいケースもありますよね。この場合は、貸主に借主の名義を親から子に承継することを認めてもらう必要がありますが、これはその時貸主に相談してみないと承諾されるかどうかわかりません。
借主名義を子に承継できない場合は親子ともども退去するしかないわけですが、そのことも予め確認しあっておいた方がいいです。

これらは必ず書面にしておきましょう。
これまでにもいろんな事情で同居人が抜けることになり、親の会社がどうにかがんばって借り続けていたもののついに厳しくなって解約になったケースがありました。
子が抜けるときは貸主との間で大した手続きや手間はありませんが、親は直接に貸主に対して責任があるので解約時のメンドウや費用を全部背負いこんでとても大変そうでした。
(つづく)
(石田)

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