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まちづくりはビル再生から始まる_33 職場環境の変化とこれからのオフィス
10年前、20年前と比較すると働き方は多様化し、職場の環境もかなり変わってきています。
情報技術やインターネットの進歩によって、わざわざオフィスに来なくても自宅やカフェなどで
効率的に仕事をする事が可能になっている中、オフィスの役割は大きく変わってきているんです。
集中して黙々と仕事をするだけなら、静かなカフェや図書館にパソコンを持ち込んでいくらでも
仕事は出来ます。実際にオフィス街のカフェではパソコンで仕事をしている人、仕事の打ち合せを
している人が多く、カフェ側も大きなニーズとして戦略的にそのようなニーズを取り込もうとして
いますよね。
今までのオフィスの役割は集中して作業的な業務ををこなす場だったのが、いつでもどこでも作業
が出来る環境になった今、スタッフ同士のコミュニケーションをする場としての役割が求められて
きているのではないでしょうか。
一方で、自宅で過ごす時間と同等にオフィスで長時間過ごすことになる内勤者にとっては、働きや
すく、居心地のいいオフィスであることがスタッフの定着率やリクルーティングに少なからず影響が
あります。
そこで、テナワンでは「居心地」をコンセプトにオフィスをリノベーションする事でこれからの
新しいオフィスのあり方をカタチにし、空室となっているオフィスを満室稼働させる「居心地オフィス」
を世に提案していこうと考えています。
単に「居心地」といっても様々な捉え方があり、内勤者に多い女性の意見を取り入れる、水まわりの清
潔感や、照明、インテリアなどにこだわってみるなどいろいろチャレンジしていくつもりです。
これを読まれた皆さんも「こんなオフィスがいい」「わたしにとっての居心地ってこんなことです」
などご意見をお待ちしています。