中小ビル100の物語 / / 2311
PV
#69
プチリノベ事例「エントランスのプチリノベ」
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ビル再生100の物語_69 プチリノベ事例「エントランスのプチリノベ」
「オーナー必勝!プチリノベ事例紹介その3」
「プチリノベ」とは、お金をかけすぎずにポイントだけをおさえた改装のことです。
もうひとつは、エントランスをプチリノベした事例です。
「ウチのところは壁がタイルだから張替えとかするとお金かかるよねえ?」と言われることが多いんですが、心配いりません。
タイルの貼り替えは工事期間がかかるうえ、職人の技術を要するので高くつきますが、思い切って塗ってしまえば一気にイメチェンできます。
タイルもそのまま上から白く塗りつぶしちゃえばOK。
その時、壁の分電盤や配管なども一緒に同じ色で真っ白に統一しました。
この時はせっかくなので、同時にビルの名前も変えて、館銘板を立体的な切り文字にしました。
この物件ではコストを切り詰めるためにアクリル製の切り文字を使いました。
メッキですが高級感があり、色やテクスチャーの種類が豊富なので、選べます。
そこにスポット照明をあてると一気にレトロモダンなパリのプチホテルのような雰囲気に。
これも色と照明のマジックです。
メールボックスの交換もやると効果的なのですが、1個数万円かかり部屋数が多いとそれなりにヘヴィーなアイテムです。
まだまだ使える状態だったので、木目調のダイノックシートを貼って雰囲気を変えました。
大してお金をかけなくても、工夫で何とでもなる例です。
(過去記事「サインのリニューアル」参照)
(石田)
※「ダメビルのトリセツ」は、 「週刊ビル経営」さんの紙面上で連載していた企画です。
新しい話や事例も少し入れていこうかなと思っていますので、本誌をご覧になった方もぜひ。
※「ダメビル」とは、「ボロビル」と違って、立地もスペックも悪くないのに、なぜかテナントが埋まらないダメなビルのことです。
人のビルをダメ呼ばわりするお話で大変失礼いたします。。(先に謝ります・・すみません)