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次世代の働き方とオフィスを考える_8 青山裏路地に残る昭和なアパート
次世代の働き方とオフィスを考える_8
青山裏路地に残る昭和なアパート
青山の築古アパートを見てきました。
大通りから一本、さらに私道を入った先にこっそり佇む、昭和感が漂う建物です。
ここにはすでに建て替えの計画があって、1,2年の間には取り壊されるということなのですが、それまでの間、何か暫定的な活用ができないか?というお題です。
駅からも近いし、なんといっても青山なのでいろんな妄想が湧いてきますが、何かと制約もあります。
取壊しが決まったらすぐ撤退できること、なのでいわゆる転貸借はNG。それといわゆる民泊も現時点ではグレーなのでNG。都心とはいえ周囲はひっそりしているので近隣に迷惑になることもダメです。
所有者の方は、「いやー、とにかくボロなのでびっくりしないでくださいよ」と前振りしつつ中を見せてもらいました。
確かに外観はかなり年代を感じさせますが、中に入った僕らの反応は「全然キレイじゃないですか!まるで問題ないですよ」
所有者「だって空調もないし、トイレも便器がないんですよ」
僕ら「そんなのつければいいし、壁や床が汚れてるのも掃除して塗装すれば問題になりませんよ」
所有者「この部屋は特にひどくて、前の入居者が荷物そのままで出ちゃってて」
僕ら「片付ければいいだけです笑」
とまあ、こんなやり取りをしつつ6室を順番にご見学。
旧耐震ながらRC3階建てなので、木造にありがちな建物自体の傾きや床が腐っているなんてこともなく、表装だけで使えてしまうことが判明。ココで僕らのテンションはMAXです(笑
使用上の制約はあるものの、ここでは先日書いた時間貸し会議室などの一時的なビジネス用途で活用することを考えています。
一部の住宅設備は使えるし、本当は民泊できると最高の場所なんですけどね。そこは言っても仕方ないということで。
今回もそうでしたが、「こんなの貸せるわけない」と放置されてる物件の何と多いことか!
そういう「物件が泣いている」状態をどうにかするのも僕らの得意分野です。
僕らを待ってる「泣いている物件」の相談、お待ちしてます!(笑
(石田)