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次世代の働き方とオフィスを考える_61 オフィスシェア体験談

次世代の働き方とオフィスを考える_61

F元さんとのオフィスシェア体験談

オフィスシェアノススメ」のβ版サイトをオープンしました。
「快適なオフィスシェアノコツ」がダウンロードできます(無料)

http://bit.ly/2ldifTp

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それまでの会社員人生を辞めて独立したてのころ、
「せっかく独立したんだし、カッコいいオフィスで仕事したい」
「でも高い賃料払えないし、敷金もキツい」
といった理由から、ラグジュアリーな物件に入居している先輩のF元さんのオフィスに同居させてもらっていました。
住所も港区虎ノ門。東京タワーが目の前でとてもワクワクするスタートでした。不動産業界の先輩なので、仕事の相談もできることも大きかったです。

一番最初にやったことは、貸主に同居を認めてもらうことです。F元さんが貸主とも仲が良かったこともあって話はスムーズで、簡単な「同居覚書」を締結することで自分の社名も掲示できました。

掃除やオフィス使用のルールなどは、F元さんのペースに(当然)合わせる形でしたし、共通の知り合いも多かったので来客などのも問題ありません。

ビルエントランスには受付がいてビルの屋上にはBBQコートまであるような、自分では絶対払えないようなオフィスでしたし、総じて快適なオフィスシェアライフでした。

そういえば、宅建業者登録をしようとした際、「宅建業者は独立したオフィスであること」が法律で決まっていることを知って焦りました。よくよく役所に相談したところ、簡単な間仕切でも各部屋が独立していれば認めてもらえることがわかり、慌てて突っ張タイプの間仕切を購入、F元さんにも手伝ってもらって設置したのもいい思い出です。

当時のことであえて言うと、とある調査の案件をお互い協力してやることになった時のことです。仕上げるのにどれ程パワーがかかるかわからず、取り分も曖昧なまま進めていたので、いざ分ける時にお互いの主張が少し食い違いました。(僕としては)先輩のF元さんを立てたつもりだったのですが、思ったことをはっきり言わずに決着させたので、その後ちょっと気まずさが残った覚えがあります。

3年目を迎えて仕事も増えてきたころ、1人社員を抱えることになりました。F元さんは1人で事業をやっていたので、僕らの方が数が多くなり、図面や資料なども増えてきて「もはや同居させてもらうのも悪いな」という状況に。考えた末に自分でオフィスを借りて移転することにしたのですが、そのことを話した時に「シェアしてる状況、気に入ってたから残念だね」と寂しそうに言われたことが今でも思い出されます。

独立したてでお金もなく、一人でいるといろいろ余計なことを考えて心配になる時期に、業界の先輩とオフィスシェアさせてもらえたことは本当にありがたかったです。ランチ時や仕事終わりの焼鳥屋で何かと相談できたことは何よりの精神安定剤でした。

F元さん、本当にありがとうございました!
(石田)

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