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次世代の働き方とオフィスを考える_58 いずれまた来る?中小ビル不況に向けて

次世代の働き方とオフィスを考える_58

いずれまた来る?中小ビル不況に向けて

 

ここ数年、オフィス市況が顕著に好調ですよね。

東京のオフィス空室率が3%になったとか、
地方の空室率が急減していていずれ東京よりも空室率が低くなるとか、
当社で定期的(というか、気が向いた時)に調べているREINSの中小ビルの募集登録物件の数もピーク時から半減していて、東京だけ、大型ビルだけではなく全体的に好調な様子がよくわかります。

よく考えたら、最近は「空室が長引いてるからどうにかして」という相談よりも、「リノベーションして賃料上げたい」という相談をいただく方が多い気がします。

この好調がいつまで続くかはわかりませんが、中小ビルオーナーにとっては久しぶりのチャンスですよね。

これまでも何度か書いてきましたが、オフィス不況になる時は真っ先に中小ビルが苦しくなり、ようやく好況に反転する時には大型ビルが一通り落ち着くまでテナントが回ってこない、というあまり人が言わない不都合な真実がありますので、ここで頑張って満室にしておきたいところです。

でもまた不況期は必ず来ることは歴史が証明しています。
(クリスマスの夜に不吉なことを言ってすいません笑、、)
中小ビルオーナーがこのまたとないチャンスの時期にやるべきことは、「ビルへの投資」と「競争力のあるビルにする」ことだと思います。
空室の多い不況期にはなかなかやりづらかった設備の更新や、他と競争しないですむような特徴のあるリノベーションで、好況期が終わっても苦しまないでいいようにすることができます。

日経BP社の「働きたくなるオフィス大全」に興味深い記事が出ています。

いずれ来る「中小ビル空室増時代」を乗り切る戦略とは?

「そもそも中小ビルのオーナーは多くのビルを所有しているわけではないので、エリア内で他のビルと差別化できる「1点もの」のビルを目指せばいい。そのための最初の一手が「リノベーション」となる。デザイン的な魅力やソフト面での運営の工夫で、感性の高いテナントをターゲットにする戦略だ(一部抜粋)」

まさにその通りですよね。こういう時こそオーナーの経営力が将来を左右すると言えます。
(石田)

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