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中小ビル100の物語 / / 1102
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#71

メールマガジンで業者の心をつかめ。

退去や申込み、成約情報は仲介業者が最も知りたい情報。

毎週当社で配信しているメールマガジン。思ってるよりも仲介業者さんは注目してます。

ビル再生100の物語_71 メールマガジンで業者の心をつかめ。

毎週300名の担当者に送るメールマガジン。

当社では、毎週メールマガジンを配信してます。

送る先は、オフィス仲介の担当者300名ほど。今もお名刺交換するたびに送付先を増やし続けています。
内容は当社が取り扱う空室情報の一覧。退去や申込、成約などを毎週更新しています。
当初は、エクセル表を添付したメールを機械的に送っていたのですが、それだけでは読み飽きるので、最近では、当社で行っている取組やブログ記事の紹介の他、今一押しの新規募集物件やキャンペーン情報といったニュースなど、毎回工夫して掲載し、読み物として面白くなるように努力しています。
送り先は会社の代表のメールアドレス(例えば「法人仲介営業部」など)などもありますが、多くは担当者個人のアドレスです。以前はアドレスの管理に苦労していましたが、最近は、フリーのメルマガ配信ソフトを利用して多少楽になりました。
内見や営業などでせっかく出会った仲介担当者とつながりを深めたいものの、数百人いる担当者と常に連絡をとることは不可能です。そうした方々とのつながりを絶やさないためのツールとして利用しています。

不動産仲介業とは即ち「情報屋」
こうした空室情報は貸しビル業を行うオーナーや、管理会社などではそう珍しくはありません。
前述したように、多くは単純なリストを添付したもので、退屈な内容です。私も最初はあまりに反応がないので本当に読まれているのか不安でした。しかし、実際に仲介業者を訪問したところ、当社の空室状況をよく知っており、毎週送っていた空室情報をチェックしている担当者が何人もいました。
仲介業者の担当者が最も知りたいのは、「最新の」「生の」情報です。
当たり前のことですが、仲介業者は客の役に立つ情報を提供できなければ存在意義がありません。最近では、物件の検索サイトが充実してきたことから、客側も物件情報をよく知っています。
プロである仲介業者はそれ以上に、誰も知らないニュース性のある旬な情報(たとえば退去情報など)を知っていなければ価値がないのです。
そのため、単なる一覧でも最新の情報は非常に感謝されます。解約が出た際などはリストを更新することで、そのエリアを狙っていた担当者は即座に反応することもあります。さらにこんなテナントが最近入居したとか、リニューアルしたとか、ビルのニュースがわかるとさらに興味を引いて良いでしょう。

たまにくる営業電話より、継続的なメールマガジンのほうが心をつかむこともあるのです。

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