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次世代の働き方とオフィスを考える_41 フリーランス感覚とワークライフバランス

次世代の働き方とオフィスを考える_41

フリーランス感覚とワークライフバランス

働き方の変化について、これまで立場的に働く場所や環境の観点から考えることが多かったのですが、働く人の観点でちょっと考えてみようと思います。

通勤今さら僕が言うまでもなく、終身雇用とか安定第一的な考え方は都市伝説化しつつありますよね。そうあってほしいと願ってる人たちはまだまだいますしそれがダメってわけじゃないんですが、好き嫌い関係なく、会社がどうでも、自分で考えて自力で生きてく能力はもはや必須なように思います。

全員独立すべきなワケでももちろんなくて、会社や組織に所属していたとしても、雇われて(保証されて)るって感じじゃなく仕事を通じて会社と契約しているって意識なら、仕事の成果へのこだわりとか自分のスキルアップにももっと貪欲になるはず。

フリーランスそういう人達(フリーランス感覚の人)って物事への興味や危機感が強いので、例えば休みの時も「完全に頭の中もホリデー」な感じにはならないでしょう。あ、誤解のないように、ON/OFFの大切さもわかった上で普段時間的に取り組みづらいことに取り組んだり、次への準備をうまく休日の中に取り入れたりって意味です。

一方でワークライフバランス的な大事な観点ももちろんあって、家族(特に子供とか)との時間とか自分の充電のための趣味や旅行なども欠かせませんが、僕の周りのフリーランス感覚の人は休日中もうまくバランスを取ってるように思います。

雇われ感覚の人だと平日のワークタイムは会社に時間を売っている感覚なので、休み中に働く系のこと(目の前の仕事のこととは限らない)をやったり考えたりすることはトンデモないんでしょうね。

一見意識高いっぽくて、いろんな本読んだり勉強会やセミナーいったりする人もいますが、フリーランス感覚の人と違うのは自分へのインプットばかりで「俺はやってるぜ感」に浸ってる人はちょっと扱いが難しいです。いろいろと問題意識もあって(でもそれは誰かの受け売りだったりする)、話してると議論吹っ掛けられたりするんですが大抵話が噛み合わないし実際に活動起こしてないので話の内容が薄かったり。(起業セミナーとか勉強会系のビジネス的にはこういう意識高いっぽい人相手の方が、ある意味ずっとリピート客なのでおいしいのかもしれません。。)

本気でフリーランス感覚の人は、例え会社に所属していても会社に次何提案しようかとか現実に活動(準備も含め)しているので話が具体的です。「あ、それならこういう人紹介できるよ」とか「ウチのビジネスとこんな接点あるよね」って話に発展しやすい。決定的な違いは、自分でリスク(お金じゃなくて計画を進めるための時間や労力)をちゃんと取ってるかどうかな気がします。

フリーランス感覚の人が働く場所とか環境って自分の家や会社のデスクに限られなくて、カフェや図書館、ネットワークを求めてコワーキングスペースとか以前よりいろいろあります。でもこれからもっと選択肢が増えてくように思います。

関係する友達同士でオフィス(別荘でもいい)借りちゃおうとか、共感してくれるベンチャーの中に机を借りるとか。

僕らとしては、本気の人のためにそういう選択肢を増やす手伝いをしていきたいなあと思ったりしています。

(石田)

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